使い終わった後は
ゴミになって
しまうんじゃないの?

太陽光発電は環境に優しいイメージがあるけど、設備の寿命を迎えたあとはどうなるの?ゴミになってしまうのではないの?
太陽光発電を安定的に供給できる「主力電源」としていくためには、こういった廃棄問題について避けては通れません。
使用済み太陽光パネルの取り扱いについて、ご紹介していきます。

太陽光パネルは
リユース・リサイクルする
時代です!当社は太陽光パネルのリユース事業を
業界に先駆けて取り組んできた企業です。

太陽光発電は環境に優しいイメージがあるけど、設備の寿命を迎えたあとはどうなるの?ゴミになってしまうのではないの?
太陽光発電を安定的に供給できる「主力電源」としていくためには、こういった廃棄問題について避けては通れません。
使用済み太陽光パネルの取り扱いについて、ご紹介していきます。

太陽光パネルの寿命は20~30年。
導入が進めば進むほど、
廃棄問題も深刻になってきます。

資源エネルギー庁が2018年発表した予測によると、廃棄パネルの年間排出量は2035~2037年頃にピークを迎え、年間約17~28万トンになるとされています。これは産業廃棄物の最終処分量の1.7~2.7%に相当する量です。
太陽光パネルの寿命は一般に20~30年とされており、2012年に開始したFIT制度(固定価格買取制度)で爆発的に普及したパネルがちょうど寿命を迎えるころが、排出量のピークとなると予想されます。
こうした状況もあり、環境省では2022年5月に使用済みパネルのリサイクルを義務化する検討に入りました。

廃棄パネルの写真※画像はイメージです。

太陽光パネルの処分方法

太陽光パネルは、ガラスやアルミ、接着剤、シリコンなどの物質でできており、必ず材料を分解してから処分しなければなりません。
処分する際には、焼却可能な物質(焼却しても人体に有害な物質がでないもの)、埋め立てが必要な物質、特殊な処分が必要な物質をそれぞれ分けてから処分する必要があり、専門的な知識と手間が求められます。
そのような現状で、近い将来パネルの大量廃棄が発生した場合に、不法投棄や壊れたパネルをそのまま放置し続けるなどの問題が懸念されます。

だからこそ当社は、この廃棄問題について
業界に先駆け取り組んできました。

これまでに約14万枚もの
中古の太陽光パネルの検査を実施

中古パネルの検査を通し得た故障要因などの様々な分析データを活かし、厳格な中古太陽電池モジュールの審査基準「REBORN®」を構築。国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「再販時に必要な性能評価ガイドライン案」の素案作りにも協力、貢献しました。
また当社は、環境省の実施する令和3年度脱炭素型金属リサイクルシステムの早期社会実装化に向けた実証事業に、共同実施者として参加しました。
リユース事業を通し、長く使っていただくための製品品質の向上と、作り手としての責任を果たすことを目指しています。

中古パネルの検査の写真※画像はイメージです。
中古パネルの検査の流れ中古パネルの検査の流れ
ゆりかごからゆりかごまでのイメージ図

当社の様々な取り組み

太陽光パネルメーカー環境省「広域認定制度」
取得

廃棄物の減量および、その他その適正な処理の確保に資する広域的な処理を行う者として、環境大臣より以下3種類について、認定を受けました。

太陽光パネル パワーコンディショナ 蓄電池

広域認定制度は、地方公共団体ごとの廃棄物処理業に関する許可を不要とする特例制度です。この制度を通じて、廃棄となった製品の広域的な回収やリサイクルをサポートし、廃棄物そのものの減量や適正な処理が実現されることを目指してまいります。

広域認定制度があれば
これまでよりも容易に、
適切な処理がしやすく
なります。

PV CYCLE JAPANの
特別会員として参加

PV CYCLE JAPANは使用済み太陽光パネルのリユース・リサイクルを行うリサイクラーを認定する組織で、使用済みパネルの処理ルートの運営を行っているPV CYCLE(本部ベルギー)と連携しています。
当社は中古パネルリユースにおけるこれまでの取り組みを評価され、特別会員として参加しています。

PV CYCLE JAPAN

※日本における廃棄パネルの適正なリユース・リサイクルを推進する活動を直接的に支援するため、PV CYCLE JAPANの認定を受けて自ら活動する法人または団体。

適切なパネル処理をもっと手軽にリユースチェッカーの
開発

中古の太陽光パネルの出力性能などを簡単にチェックできる測定器「リユースチェッカー」を開発しました。太陽光パネルにつなぐと5つの測定項目を総合的に自動で判断し、ディスプレイに「〇」か「×」の判定が表示されます。
取り扱いが容易で専門知識も不要なため、中古パネルのリユース判定をよりスムーズに行うことが可能となります。

リユースチェッカーのイメージ図

東京都太陽光発電設備
高度循環利用推進協議会の
メンバーとして参画

※2023年度

現在東京都では、新築住宅における太陽光発電設備(太陽光パネル)設置の義務化へ本格的に動き出しています。2025年4月の制度施行に向けて準備を進めており、その中で住宅用太陽光発電設備のリサイクルルートの確立に関する協議を行うためのメンバーとして、当社はリユース業者という立場で2023年度に参画しました。

新築住宅における太陽光発電設備(太陽光パネル)設置の義務化イメージ図

リユースパネルがいま
注目を集めています。

様々な企業が脱炭素経営に向けて動きを進める中、資源の有効活用や最終処分場の延命などの観点から、環境に優しいリユースパネルを採用いただく事例も増えてきました。

リユースパネル導入事例

明治九州工場様リユースパネル導入事例写真
明治九州工場様
長野県S社様リユースパネル導入事例写真
長野県S社様